にぼし帝国

煮干しの徒然なる日々です。主に旅行記。

英語勉強のモチベーションをなくしたら

どうもー、にぼしです。

 

最近の話ですが、英語を勉強するモチベーションを完全に失っていました!

 

というのも、単語の勉強をしていて繰り返し音読をしているのに、どうしても単語が覚えられず、もうこんな言語やってられっかー!!とブチ切れたわけです。

正確には文章を音読して単語を覚えていたのですが、文章を言葉で読めても頭に意味が入ってこない状態にイラッとしたわけです。じっくり考えないと文章が出てこない!繰り返し読んでいるのに何でこんな状態なんだこのポンコツ頭は!

 

と、思いふてくされておりました。

 

おまけに仕事も忙しくへとへとになって疲れて英会話をやって、うまく喋れないし頭に入ってこないし(そりゃそうだ)成功体験の欠如から、すっかりモチベーションをなくしておりました。

 

さらに風邪をひいて気持ちも悪いしお腹も痛いし、喉も痛いし最悪の状況でしたが、何とかして気持ちを乗り越え、今日からまた新たな一歩を(何度めの一歩だ)踏み出そうと思います。

 

どうやってどん底から抜け出したかを続きに書いていきたいと思います。

 

 

目次

 

1)成功体験:英語でお喋り

先日、会社の飲み会で英語で話さざるを得ない環境におかれました。

部署の飲み会だったのですが、ほぼ日本人しかいない部署に別の部署から多数の海外勢が到着しまして。

ドメスティックな先輩はこりゃやばいといそいそとインターナショナルな席を離れていたのですが、いかんせん入社したばかりのしたっぱにはそんな権利はなく。笑

 

幸か不幸かインターナショナルな席につくことになりました。

で、その頃は英語のモチベーションも下がっていたし、そもそも英語でグループで話すのが苦手なので(話題を主導できないのと、色んなアクセントに慣れなきゃいけないので、とても大変。。。)正直、勘弁してくれよ…と思っていました。

 

とは言え、大学時代に培われたコミュニケーション能力から、場を盛り上げざるをえない。(何の義務感。笑)

つたない英語で適当に話をあわせていたのですが、途中からルーマニア人とマンツーマンで話す機会がありました。ルーマニア系イギリス人なのかな?イギリスに長年住んでいるからか、非常に聞き取りやすく、彼と数時間に渡って話す機会が出ました。(二次会も含めて3~4時間くらい?)

 

最初はやだなあと思いながら、つたない英語で話していたのですが、やはり言語というのは使えば使うほど磨かれるのか、後半戦は難しい文法や難しい単語こそ出てこないものの、簡単な単語を使ってすらすらと会話ができるように!

 

脳のどこかでアハ体験になっていたのか、た、た、楽しいだと…?!と旅行の時の英語を話す楽しさを思い出しました。

英語苦手なの、ごめんねと伝えると、彼は君の英語わかりやすくていいよ!(意訳)と。

 

( ノД`)<か、神かよ…!

 

そんなかんじでにぼしにレベルをあわせてくれた彼のおかげもあって、久しぶりに英語話すのって、楽しいかも…と再発見に成功しました!

やはり、英会話だと「とてもいいレッスンだよ」みたいなリップサービスは毎回のレッスンでもらえますが、損得抜きに会話して認めてもらえるのはうれしい!!( ´∀` )

 

そんな成功体験から、ようやくもっと英語頑張ろう!と思えるレベルまで復活したわけです。

 

2)共感:マダムインニューヨーク

そんな感じでクサクサしていたにぼしからようやく復活しかけた頃に、とある映画を見ました。それが「マダムインニューヨーク」です。

 

結構前ですが、「きっとうまくいく」というインド映画を見てから、インド映画楽しいんじゃない…?ということに気づき、レビューで評価の高いものを探していて、この映画を発見しました。

で、なにげな~く見ていたのですが、

 

これ、英語を勉強しはじめた人にまじでおすすめです。

 

簡単にあらすじを説明すると、英語を話せず家族から小ばかにされるインドの主婦が、ひょんなことからニューヨークに単身行くことになりました。英語を話せないことで待ち受ける数々の困難から、主婦は4週間で英語を喋れるようになるという英会話に行くことに。そこで現れるユニークな人々、英語を話せるようになることで得られるいくつもの絆、普段だと気づきにくい家族の絆を実感できる、そんな映画です。

 

とまあ長々書きましたが、何が言いたいかというと、

 

インド主婦が受ける困難、めっちゃわかる…!ということです。

まじで。

 

カフェの店員に冷たくあしらわれるとか、家族にすら小ばかにされるとか、ちょっとくらいは喋れるのに、「彼女は英語が苦手だからぼくが…」と代理を買って出られて自分の意見を言えないとか!!!

 

特にカフェの店員!!!!

アメリカでwaterを聞き取ってもらえなかった私はその後数年間、英語がトラウマになったんだからな!!(´;ω;`)

なんでwaterって言ってるのに何度もsodaって聞き返すんだよ!全然違うだろばーか!(´;ω;`)

 

という私怨はさておき。

 

入国審査で戸惑ったり、(アメリカは入国審査でいちいち話す必要がある)CAの言ってることがわからなかったり(結局アレは慣れだと思いますが)(日本語でもちょっと緊張するし)カフェの店員に小ばかにされるとか、会計でもたもたするとほかの客の目線が冷たいとか!!!

 

絶対これ誰もが一度は経験したことあると思うんですよ!

 

まあ…ハートが鉄な人は別として。

そんな困難たちを乗り越え、多少ブロークンでも英語が喋れるようになり、小ばかにする家族たちに一矢報いる(ちょっと違う)シーンは胸熱です。

 

英語学習を頑張る彼女を見て、私ももう一度頑張ってみようかな…と思いなおすことができました。ありがとう、インド美人。まじで美人でした。(アラフィフ)

 

3)忘却:時の経過

もー英語やだ!とは思ったものの、せっかく毎日英語に触れる環境を作ったのだから、とりあえず英会話とリスニング(動画鑑賞)は続けることにしました。

 

通勤時にぼけーっと英語を聞いて(時折集中しないので忘れる)映画を見て英語に集中して、英会話はたまにただの雑談をして。

 

ストイックに単語を覚えようとしてもうやだ!となったので(今思えば朝まで仕事してたし、無茶でした笑)ゆる~く英語に触れることにしました。

そんな感じで1週間ほど過ごしていると、なんとなく英語が嫌だった感情を忘れることができて。(忘れっぽいから!笑)

 

1),2)のきっかけから、ようやく立ち直ったわけです。

 

長かった、長かったよ1週間。。。

この1週間は文法も単語もやってないから無駄になった日々かもしれませんが、言語学習するならきっと通れない道(ですよね?)を過ごしたと思い。

諦めずに済んでよかった、と今では思っています。

 

そんなわけで本日の結論。

 

言語学習でモチベーションをなくしたら、

①ゆる~く続ける

②成功体験を探す

③共感できる何か(体験談でもいいかも)を探す

 

上記3点で回復までの道のりに到達できることがわかりました。

(あとは仕事が忙しくなく、心に余裕を持てて、健康であること)

 

たまに、私が天才だったら他言語なんて一瞬で習得するんだろうなあとか思いますが、残念ながら私は頭もよくないので、自分の力量にあった勉強ステップで進めていきたいと思います。

 

落ち込んだりもするけど、私は元気です(無理やりしめる)